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アトピーの重要なスキンケア

アトピー性皮膚炎の特徴でもある乾燥肌ですが乾燥肌を緩和させるのが
毎日のスキンケアです。アトピー性皮膚炎の肌は、肌の保水力が弱く
水分の蒸発が早い(入浴後3分でもとの乾燥肌に戻ってしまうといわれて
いる)のでなるべく早く湿度の高い場所でクリームなどの保湿剤を塗ると
効果があります。

アトピー性皮膚炎の肌はとても敏感なので熱いお湯が身体にかかるだけ
でもかゆくなってしまいます。お湯につかるときも熱いお湯だと皮脂が
溶け出してしまい乾燥肌がますます悪化してしま うのでぬるめのお湯
でゆっくりと入浴しましょう。身体を洗うときもたくさんの泡を作って
手のひらで優しく洗い、石鹸が肌に残らないようにしっかりと流します。
タオルで拭く時も肌に刺激を与えないように押さえる感じで拭きます。

保湿剤にも『肌の水分の蒸発を防ぐこと』を目的とした保湿剤と『肌
の水分を保つこと』を目的とした保湿剤があります。
ワセリンや白色ワセリン、プロペドなどは水分の蒸発を防ぐ効果があ
りウレパールやケラチナミンなどの尿素含有軟膏と呼ばれているもの
は水分を保つ効果があると言われています。(尿素含有軟膏は刺激性が
あるのでヒリヒリすることがあります)

アレルゲンを除去しても痒みがなくなるとは限りません。
アレルゲンが体内に入ることで痒みが起こるわけですが、その他にも
関係しているのが乾燥肌です。
健康な肌ではかゆみ神経は皮膚の深いところにあるのですがアトピー性
皮膚炎の人はその神経が表皮まで伸びてとても敏感になってしまいます。
敏感になっていると服があたるだけでもかゆくなり掻いてしまいます。
掻くことで皮膚が傷つき、乾燥肌がますますひどくなり悪循環になって
しまいます。アレルゲンの一つに『ダニ』がありますが、ダニの糞や死骸
が空気中に舞いそれを吸入することでアレルギーがでます。
最近ではアレルギー対策のために色々な商品が開発され販売しています。
丸洗いできる布団や枕、高密度に織られたシーツなど空気中にホコリや
ダニの糞・死骸などのアレルゲンを舞い上げるのを防ぎます。
汗をかくことで痒みが引き起こされる場合があります。汗の中にある
栄養分で細菌が繁殖するからです。汗をかきやすい時期はこまめに入浴
(シャワーでもOK)してやさしく身体を洗うように心がけることで痒みを
抑えることができます。

免疫システムの主役でもあるリンパTにはT1とT2がありますが、
T1を増やすことでアレルギーを抑えることができるといわれています。
アレルギー体質の人はT1とT2のバランスが悪くT2のほうが多いと
いわれているので、T1を増やしT2を減らせばアレルギーの症状を改善
することができるというわけです。そこで最近注目されているのが
『乳酸菌』や『納豆菌』という菌類です。乳酸菌は胃酸に弱く死んで
しまうことが多いのですが、死んでしまっても小腸でアレルギーを抑える
働きをしてくれるということが最近の研究でわかってきています。

納豆菌も乳酸菌と同じようにT1を増やして活発にし、T2の働きを抑え
てくれます。乳酸菌と違うところは生きたまま小腸までたどりつくという
ことです。T2の抑制効果は乳酸菌よりも強いといわれています。
身体の中に入った納豆菌は、腸内の腐敗菌の活動を抑えてくれたり病原菌
に対する抗菌作用、有害物質を吸着して排泄を促進するといった働きをし
ます。

アトピーの原因を調べる検査では血液検査のほかに皮膚検査というのが
あります。(スクラッチテストとも言われています)
アトピーの原因と思われるアレルゲンを皮膚に付けて針で
少し引掻き傷をつけ数分後に赤くなったり湿疹が出たりしているかを
見るテストです。もう一つはパッチテストと呼ばれるものでアレルゲンを
皮膚に付け絆創膏などで張り二、三日後に赤くなるかを判断するテスト
です。
アトピーの人は無意識のうちに掻いていることがあるので無意識に掻い
てしまうのを意識化することで掻き癖を治し、アトピーを改善するという
のが『日記療法』です。身体を掻くたびにどの部分をどのくらい掻いたの
か記録をつけます。子どもの場合は周りの大人達が子ども自身に掻いてい
ることを気付かせて我慢するように言います。そして我慢できたらほめて
あげます。掻き癖を治すことで皮膚のバリアが守られて外部からの刺激か
ら痒みを抑えることができます。
ヒスタミンとは肥満細胞から出される化学物質のひとつです。
体内に入ってきた異物を体外に追い出すために様々な作用をもたらしま
すが、アレルゲンに反応して過剰に分泌されると様々なアレルギー症状を
引き起こします。

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アトピー性皮膚炎と体質

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