免疫システム、リンパT細胞
アレルギーの原因といわれている『たんぱく質』は人間の細胞を作る
原材料になっているものです。
卵やお肉、お魚、野菜、穀物、果物といった食物性の食品にも含まれ
ています。そのたんぱく質に反応しているのが私達の身体を守ってく
れている『免疫システム』(一度敵と判断された物に対しては再度入っ
てきたときに備えて撃退する機能をつくること)と呼ばれるもので、
免疫システムの中心で働くのが『リンパT』と『リンパB』です。
『リンパT』は支配権を完全に握っていて『リンパB』に細菌や
ウィルスなどの外敵を攻撃するように命令します。命令された
『リンパB』は外敵に対して抗体をつくり繁殖をして一斉に攻撃し、
攻撃された細菌やウィルスは抗体に反応して破壊されてしまいます。
こうして私達の身体を守ってくれています。
しかし一度、卵などの食物のたんぱく質が敵だと判断されると撃退
する機能を備えた『肥満細胞』がかゆみのもとになるヒスタミンなど
の化学物質を放出して敵(卵などの食物のたんぱく質)を追い出すため
に粘膜細胞を刺激します。そして吐き気や嘔吐、湿疹、痒みなどの
症状が現れるのです
身体の中に入ってきた異物を『敵だ!』と判断するリンパTには2種類
あります。『T1』と『T2』です。
ウィルスや細菌が入ってくると『T1』が増加してリンパBに攻撃
するように命令します。しかしウィルスや細菌が入ってこなくなると
『T1』は仕事がなくなり暇になってしまいます。すると『T2』が
増加してしまいます。(『T1』と『T2』の割合はお互いのバランス
の上で成り立っているのでどちらかが増えるともう一方は減少します)
『T2』が増加するとウィルスや細菌以外の身体に害の無いものに
ものに対しても『敵だ!』と判断してリンパBに攻撃するように命令
するのでアレルギー症状が起こります。『T1』と『T2』の比率は
3歳までに決まるといわれていて『T2』が多いとアレルギー体質に
なりやすいといわれています。。